2012年06月17日

こんなショップは嫌だ!(ストリング編:その1)

前回は、ラケットはストリング施工の際にも傷むことを書きましたが、今回の内容はテニスショップを選ぶ基準についてです。

(ラケット本体)

まず、自分のラケットをよ〜く観察して下さい。

@ストリングにクランプ(張り上げる時にストリングをはさむ道具)のが付いている
  
  ・張り終わった時点で、ストリングは損傷していることを意味します
  
  ・マルチフィラメントの場合、1本ごとの細かい糸が切られていることになります
  
  ・耐久性が悪くなります

Aナチュラルガットで張上げ直後に白濁している
                   …張上げ直後は透き通っていなければなりません
  
  ・1本ごとの細かい糸が切られ、かなりのダメージを受けていることになります
  
  ・高額なナチュラルガットが台無しです  

(結論)

@及びA共に、正規の仕上がりではないためクレームの対象になります
  
  ○ラケットを受け取る際に必ず仕上がり状態を確認し、張り直しを要求しましょう
  
  ○張り直しに応じてもらえない場合、返金を頼んでみましょう

その際のショップの応対は、
  
  ○その状態が普通であり、クレーム対象にはならない

  ○ほかのショップで張っても同じ

このような対応しかしてもらえないショップとは、付き合うのを止めましょう

ラケットでボールを打つ際、ストリングとボールの接触時間は、3/1,000〜5/1,000秒しかありません。

そのわずかな時間で、ボールのスピード、回転量、方向をコントロールしなければならないのです。

適正な仕上がりがあってこそ、思い描いたボールを打つことが可能ですし、ひいてはプレーレベルが上達します。

ストリングの仕上がりにこだわらなければならない理由は、ここにあります。

テニスショップを捜してみようかな、と思われた方は、以前の記事をヒントにしてみて下さい。
posted by honey-pooh at 13:38| Comment(0) | テニスショップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月10日

ストリンギング

ラケットは打撃時だけではなく、ストリンギングの際にも傷むことをご存知でしょうか?

ストリングの施工は、通常、テンションをポンドを指定して依頼しますよね。おおよそ50ポンド(=22.68kg)〜60ポンド(=27.22kg)の範囲で張ってもらうことが多いと思います。

では、どうして傷むのでしょうか?

まず、メインストリング(縦糸)が指定したテンションで張られていきます。この時、フレームは縦方向につぶれて変形することになります。4kgの鉄アレイ(6〜7個)分がぶら下がっているのと同じことですから。この時点でフレームにかなりのストレスがかかっています。

次に、クロスストリング(横糸)が張られ、フレームは横方向につぶれ、少しずつ元の形状に戻っていきます。

これだけストレスがかかる作業の中で、フレームにダメージを与えないためにはどうしたらいいのでしょうか?

答えは簡単です。施工時間が短ければ短いほどいいのです。

施工時間は最低でも20分以内で終了することが、必須です。

それ以上時間がかかっている場合、施工を繰り返すたびに確実にフレームは傷んでいくことになります。

よく“60分かけて丁寧に施工します”を掲げているショップがありますが、時間がかかればかかるほど乱暴な施工であることを認識しておく必要があります。

安くはないお金を払って、大切なラケットを他人に壊されないためにも、、、。

では、ストリングの施工を頼む時に注意する点は、

@最低でもUSRSA(アメリカ合衆国ラケットストリンガー協会)認定資格保持者に施工を頼む

A自分の目の前で、20分以内に張り上げてもらう(しかし、たいていのショップではラケットを預けて、後日受取りに行くのが一般的)

この2点のどちらの条件も満たすショップを、是非捜してみて下さい。

恐らく、20分以内で張ることが出来る奴なんているわけがない、そいつはほら吹きだ、と嘲笑されて終わってしまうかも知れません。

どうしても見つからない場合、USRSA認定テスター(ストリンガー資格試験官)(http://www.racquettech.com/cgi/test_locations.cgi)が、アジアでただ一人、それもここ日本にいます。

ここの店主はラケットメーカーが新商品を発表する際、試打回用ラケットのストリング施工を任されています。メーカー開発者の意図を正確に表現し得るには、最適なストリンギングがあってこそです。

一度、このお店の施工を体感してみては?

あなたのラケットが全くの別物に生まれ変わります。

球質が変わる、球筋が変わる、プレーが変わる、ひいてはテニスの世界観までもが変わるはず。

PRO STRINGER Tennis Shop
http://www.prostringer.com/
posted by honey-pooh at 21:22| Comment(0) | ストリング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月05日

ラケットサービス(その2)

本物のラケットサービスを提供できるプロのストリンガーとは、

(ストリング張替え時)

◎持ち込んだラケットの状態(フレーム、ストリング、グロメット、グリップ)で、

  @それを施工した人の技術レベルと問題点を説明してくれます。

  Aそのラケットを最高なパフォーマンスで使えるメンテナンスをアドバイスしてくれます。…グロメット交換、リプレイスメントグリップテープ交換、など

  B張替え前のストリングの状態で、あなたのプレーレベルを見極め、最適なストリングと施工方法で張上げてくれます。…そのラケットを見れば、あなたが右利きか、左利きかもわかります。

  C常に在庫のストリングは、メーカーの工場から出荷された最新のロットで管理されています。…巷のショップでは、性能ピーク切れの在庫をサービス価格で提供されるので、注意が必要です。

これだけのサービスを提供してもらえますが、心配ご無用、価格はとてもリーズナブルです。

ラケットやストリングに不安や悩みを抱えているなら、一度、門を叩いてみることをお勧めします。

PRO STRINGER Tennis Shop
http://www.prostringer.com/
posted by honey-pooh at 20:57| Comment(0) | テニスショップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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